ツイート 事業承継についてお悩みの経営者の方も少なくないと思われます。資産を分割できる余裕があればよいのですが、そうでない場合、誰を後継者とするのか、後継者とならない他の兄弟等との関係をどう調整するのかが問題となります。その際、遺留分の問題も考慮しておく必要があります。会社の場合、議決権のない株式や拒否権付株式等を利用して、会社の意思決定を支障なく行えるようにしておくことが有益です。「中小企業における経営の承継の円滑化に関する法律」を用いて遺留分の放棄を行う方法もあります。